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お花の「配送」と「配達」の違いについて 〜お花の配送の歴史から メリット・デメリットまでご紹介します〜

お花の「配送」と「配達」の違いについて 〜お花の配送の歴史から メリット・デメリットまでご紹介します〜

2022年03月25日

こんにちは。
Sakaseru代表の小尾です。

3月は卒業の季節。
町を歩くと袴の装いと共に、お花を持った卒業生の皆さまが歩いている姿を見かけますね。
新たな時代を担う若者たちに、勇気と希望を貰うことが出来ています。

さて、今回のコラムではお花の「配送」と「配達」の違いについてご紹介させて頂きます。

ご紹介させて頂くきっかけは、お客様からお花のご相談を頂戴する際に、僕たちの説明不足でお花のお届けに関する詳細を、上手く伝えることが出来ていないなと感じることが多く、お花贈りにおいて重要な、お届けに関してご紹介をさせて頂こうと思った事でした。

今回のコラムでは
・お花の配送と配達の違いについて
・配送と配達のメリットとデメリット
・お花の配送の歴史について
以上3つについてご紹介をさせて頂きます。

Sakaseru以外のお花屋さんで買われる場合も使える知識ですので、
是非最後までお読み頂ければ光栄です。



お花の配送と配達は何が違うのか?



結論からご紹介します。
お花の配送は、依頼主様からお届け先様までのお届けに伴う全ての工程を指します。
お花の配達は、お届け先様に届けられる行為を指します。
お花の発送は、お花屋さんが配送業者さんに品物を受け渡す事を指します。

Sakaseruの発送完了連絡も、上記「発送」が完了した際に行っています。

分かり易くするために、図でご紹介します。



①発送・配送・配達について



上記図①は、アレンジメント花や花束等、現代のお花お届けで一番頻度の高い配送の流れになります。

一方で、スタンド花や宅配ボックスに入らないサイズのお花。複雑な形状で破損のリスクの高いお花等は、下記図②の様にお花屋さんからお届け先様への「配達」となります。



②お花屋さんによる配達



配送と配達の違いについてご紹介させて頂きました。
是非、お花屋さんとの会話の中で「配送」「配達」の単語が出てきた場合は、先程の図を思い出して頂けますと幸いです。

それでは、配送業者さんに頼む「配送」とお花屋さんによる「配達」のメリットとデメリットをご紹介させて頂きます。
ご注文されるお花の内容にも直接関係のある事ですので、是非お読み頂ければ嬉しいです。



「配送」「配達」のメリットとデメリット



配送のメリット



・全国にお花をお届け出来る
配送業者さんの企業努力のお陰様で北海道から沖縄までお花をお届けすることが出来ます。

・多くのお花をお届け出来る
お花の制作から梱包まで行えば、あとは配送業者さんがお届けまで行ってくれます。完全に分業が出来ますので、お花の制作に時間を割くことが出来、結果として多くのお花を受注・お届けすることが出来ます。



配送のデメリット



・配送事故のリスクがある
配送業者さんは、最新の注意を払って大切にお花をお届けして下さいます。一方で、お祝い事の多い3月や4月等繁忙期になりますと、どうしても配送の量が増え、事故になってしまうケースがあります。極力事故が起こらないよう、梱包材にお花が入っているシールを貼ったり、多少の横転があってもお花が崩れないよう梱包するなど、発送するお花屋さんも対策を行っています。

・お花のサイズが限られる
お花は専用のダンボールに入れて配送されますので、「お花のサイズ = 梱包のサイズ」となります。スタンド花等、梱包のサイズを明らかに超えてしまうご注文は、配送業者さんを通じた配送では物理的にお受けすることが出来ません。



配達のメリット



・配送事故のリスクが低い
お花屋さんが自分自身で作ったお花を配達するため、丁寧に配達が行われます。ただ、事故のリスクはゼロでは無く、例えばバルーンの沢山ついたお花など、配達中に破裂してしまうことがあります。その際は予備のバルーンを用意する。多少高くとも品質の高いバルーンをお客様にご用意頂く。等の工夫を行っています。

・大きなお花をお届け出来る
スタンド花や、梱包に入らないサイズのお花をお届けすることが出来ます。ただ、無制限にサイズを大きく出来るわけではなく、車のバンに積み込めるサイズが現実的な大きさだと考えて下さい。



配達のデメリット



・お届け先地域が限られる
お花屋さんが直接配達する場合、どんなに遠くても片道1時間程度の距離が現実的です。配達の間、お花の制作業務が止まってしまう可能性もありますし、一人でお店をやられている場合は、その間の店舗売上はゼロとなります。
スタンド花のお届け先エリアが各お花屋さん毎に定められているのは、この様な理由からになります。

・配送業者さんよりも送料が高くなる
先程お伝えさせて頂きました通り、お花屋さんの従業員を配達要因として動かすのは、店舗から見た際にコスト面でマイナスが出てきます。加えて、人件費やガソリン代等経費もかかってきますので、お支払い頂く送料も高くなります。
送料無料でお届けされる店舗やサービスもありますが、無料分の送料は商品や店舗のコストなど、どこかで相殺されています。

いかがでしたでしょうか。
配送も配達もそれぞれメリットとデメリットが存在しますので、上手く付き合っていく必要がありそうです。



Sakaseruの配送と配達について



以上の状況を踏まえ、Sakaseruでの配送と配達についてご紹介します。
Sakaseruでは、概ね次のように配送対応をしています。

スタンド花 → 直接配達
アレンジ花等 → 配送業者さんを通じた配送

全体のご注文の内、9割近くがアレンジ花やドライフラワー等で占められているため、殆どのお花を配送業者さんを通じた配送でお届けしています。

先程の配送のデメリットを極力無くすために、配送業者さんの方で多少の事故があったとしてもお花に損傷が出ない梱包や、お花を大切に扱って下さるよう、お願いが書かれたシールの添付を行っています。

スタンド花に関しては、フラワーデザイナーが納品・回収できる時間帯・場所であれば直接伺いますし、もし難しい場合でもSakaseruが提携している配送業者さんに依頼をして配送代行をさせて頂いています。

提携している配送業者さんは、社長のご家族様が元々お花を家業にされていたので、一つ一つ丁寧にお花を運んで下さいますので、ご安心下さい。

また、その場合は別途ご料金も頂戴しておりますので、その際は何卒ご了承頂けましたら幸いです。

それでは最後に、お花の配送の歴史についてご紹介させて頂き、今回のコラムを締め括りたいと思います。



お花の配送の歴史



日本のお花の配送は、今から70年程前まで歴史をさかのぼります。
当時は現代の様にヤマトさんやゆうパックさん等、配送のインフラが整っていませんので、お花を遠隔地にお届けすることは不可能でした。そこで立ち上がったのが、今では世界でも有数のお花の流通量を誇る、現花キューピットの創立者 鈴木 雅晴さんでした。
お花を流通させたい想いと共に、独自のネットワークを構築し、遠隔地までお花を配達をする仕組みを構築されました。

例えば、東京から北海道までお花を贈りたい時は次のような流れになります。





図で描くと非常にシンプルですが、実現するためには日本全国の各町のお花屋さんと提携する必要がありますから、本当に凄い偉業を成し遂げられたのだと、個人的には非常に尊敬をしています。

また、この仕組を成立させるためには、「全国のお花屋さんが同じ商品を作ることが出来る状態にする」必要があります。
先程の例ですと、東京の店舗で注文したお客様が求められるお花を、北海道のお花屋さんが作り配達するからです。

それを実現するために、カタログ販売が開始しました。
どの店舗でも制作できる様なお花の種類や形状を一般化し、見事に実現させました。

・お花の流通網の確立
・商品のカタログ化

お花の流通の起点を作って下さったからこそ、僕たちSakaseruもお客様一人ひとりにお花をお届けすることが出来ています。



時代と共に変わるサービスの形



時代は移り変わり、電話やFAXのテクノロジーはインターネットに置き換わり、配送のインフラも整備されました。
インターネットを通じた購買行動は、最早一般化したと言っても良いと思います。

TwitterやTikTok等のSNSも一般化し、個人の発言や能力はインターネットを通じてより多くの人々に届くようになりましたので、例えば、今まで見たことのないような素晴らしいお花を個人が作ってしまう可能性さえあります。

Sakaseruは、そんな可能性や価値をお客様にお届け出来るようなサービスでありたいと強く思います。

いつも長いコラムを最後までお読み頂き、本当にありがとうございます。
Sakaseruが在り続ける限り、引き続きお付き合い頂ければ、大変光栄です。

小尾

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