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「どうして発送前に写真が見られないの?」にお答えします ―理想のお花に近づけるオーダーのヒント―

「どうして発送前に写真が見られないの?」にお答えします ―理想のお花に近づけるオーダーのヒント―

2025年12月19日

Sakaseruでは、完成したお花のお写真は発送完了後にお送りしています。

お客様から多くいただくお声のひとつに「発送前にお花の写真を見たい」というご要望があります。大切な人へ贈るお花ですから、仕上がりを事前に確認したいというお気持ちは、私たちもよく理解しています。

「大切な人に、最高の状態で届けたい」
それは、お花を贈る誰もが望んでいることです。

その気持ちに寄り添いたいからこそ、Sakaseruでは「なぜできないことがあるのか」も、正直にお伝えしたいと思っています。



目次



なぜ、発送前に写真をお送りできないのか



結論から申し上げますと、理由は「写真をお送りすると修正のご希望が発生する可能性が高いから」です。

「ここを少し調整したい」「色味をもう少し変えてほしい」
そんなお気持ちは自然なものですし、贈り物であるお花を大切に考えてくださっている証でもあります。

ですが、完成後の修正は、花材の持ち・デザイン構造・制作の工程上、現実的に難しい場面が非常に多いのです。

「追加料金を払うので修正してほしい」というお声をいただくこともあります。
ただし、修正には以下のような工程が必要になります。

・新たな花材の調達
・発送直前に再度デザイナーの制作時間を確保する
・他の納品・回収スケジュールとの調整

花材は、ひとつひとつオーダーにあわせて仕入れ・準備を行います。
再調達は時間的にも物理的にも難しく、スタンド花の場合はデザイナー自身が納品・回収まで担当するため、1日のスケジュールは綿密に組まれていることもあります。
人気の公演では数十件のオーダーを1日で対応することもあります。
そのため、追加料金をいただいたとしても対応が難しいというのが制作現場の正直なところです。

以上の理由から、Sakaseruでは発送前の写真送付は行っておりません
ご理解いただけますと幸いでございます。

また、お客様の中には「フラワーデザイナーからもっと花材やラッピングの提案があると思っていた」というお声をいただくこともあります。
Sakaseruでは、基本的にお客様のご要望を起点に制作を進めており、花材やラッピングの細かな部分については、特別なご希望をいただいていない限り、個別に「これでよいですか?」という確認は行っていません。

事前のイメージ共有やご要望は、できるかぎり丁寧に受け取らせていただきます。
イメージの方向性やこだわりがある場合は、どんな些細なことでもお伝えください。
事前にお知らせいただけましたら、デザイナーが可能な範囲でしっかり反映いたしますので、安心してお任せくださいませ。



イメージが伝わるオーダーのポイント



とはいえ、
「じゃあどうすれば自分の理想に近づくの?」
という疑問が残ると思います。

そこでここからは、フラワーデザイナーからの声や、実際の事例を参考に、イメージをより正確に伝えるためのポイントをまとめました。



① こだわりポイントは箇条書きで伝える



フラワーデザイナーは、お客様のオーダーを丁寧に確認しています。
ただ、たくさんの要素が長い文章にまとまっていると、大事なポイントが見えづらくなったり、読み取りのズレが起きやすくなります。
こだわりは箇条書きで整理して伝えるのがおすすめです💡





箇条書きは整理されて見えるだけでなく、
“どこが重要なのか” が一目で伝わる
というメリットがあります。

文章でうまく説明できなくても大丈夫💡
デザイナーは、少しのヒントからでも雰囲気を読み取り、形にします。
ただし、情報が伝わらないと再現が難しいため、ぜひオーダー時の書き方も意識してみてくださいね。

コピペ用⇩



【色】


【花材・花言葉】


【イメージ】


【お花にこめる想い】



※オーダー欄入力の際にご活用ください✏️
※花材指定についてはこちらもご確認ください



② イメージ写真を用意する



お花の雰囲気は、文章だけではどうしても伝わりきらないことがあります。
また、デザイナーごとに表現の個性があるため、同じ文章でも解釈が分かれる場合もあります。

そのため、参考画像の用意はとても有効です

写真が1枚あるだけで、
「色味」「雰囲気」「方向性」のズレを大きく減らすことができます。

なお、よくいただくご質問として 「Sakaseruの商品や事例でないとダメですか?」 というものがありますが、どんな画像でも問題ありません。
SNSの画像、他社の事例、イラストなど、イメージが伝われば何でもOKです。

参考画像の探し方に迷った場合は、Sakaseruの事例ページもぜひ活用してみてください✨



③ 最終的な要望を改めて伝える



チャットでのやり取りはスムーズに進む一方、情報が点在してしまい、
「伝えていたつもりなのに想像と違う仕上がりになった…」
というすれ違いが起こることがあります。

そこでおすすめなのが、
打ち合わせの最後に、ご要望を一度まとめて送っていただくこと

公演が重なる時期は数十件の制作が同時に進み、デザイナーは制作に集中しながら長い履歴をすべて遡るのが難しい時もあります。
最終要望をまとめていただくことで、イメージ違いのリスクを大幅に減らすことができます。簡単でもかまいませんのでラフ画などで一枚の画像にまとめていただくのがおすすめです。
※フラワーデザイナー側でのラフ画の作成は行っておりません。ご要望いただいても対応できない場合もございますので、基本的にはお客様にてご用意をお願いいたします。

より満足度の高いお花をお届けするためにも、ご協力いただけますと幸いです。








完成前のお写真をお届けできないことについては、これまで本当に多くのお声をいただいており、私たちとしても心苦しく感じています。
それでもこのルールを設けているのは、フラワーデザイナーが限られた時間の中で丁寧な制作を行い、複数のご注文を確実にお届けするために欠かせない体制だからです。
どうか、ご理解いただけますと幸いでございます。

そのうえで、お客様の想いや細かなこだわりをこれまで以上に汲み取れるよう、ヒアリングややり取りの方法を日々模索し、改善を続けています。

そして、お客様にもオーダーの書き方やチャットでのご要望の伝え方など、少しだけ工夫いただくことで、完成品の満足度がぐっと高まります。私たちと一緒に「よりイメージの伝わるやり取り」を作っていけたら、とても嬉しく思います。

大切な想いを託してくださる皆さまのお花が、最高のかたちで届きますように。
これからも、ひとつひとつのご注文に真摯に向き合い、心を込めてお手伝いしてまいります。





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