2019年07月22日
こんばんは。
Sakaseru代表の小尾です。
先日、花れぽのコンテンツにお客様がお花を贈られた喜びを掲載頂けるようリニューアルしてから、よりお花贈りの素晴らしさがサイトから伝わるようになり、素敵なコンテンツになりました。ご協力頂いた皆さま、本当にありがとうございます。
今回は、僕たちが贈る花がどの様にお届け先様に届いているのか、ご紹介させて下さい。
早速になりますが、花は次のような経路でお届け先様まで届きます。
1. 生産者さんが自分の畑で花を栽培して市場に出荷
2. 日本全国の市場に発送され、市場の方がセリをして販売
3. 花屋さんが皆さまのオーダーにピッタリ合う花を市場や仲卸から仕入れる
4. 皆さまが想いを込めて花屋さんでご注文
5. 皆さまの想いを店舗で花を束ね形にし、お届け先様まで配送
6. 受け取った方がお花をみて感動する
この様な流れになっています。
ここで大事なことは、こちらの流れに関わる全ての方に、花に対しての想いがあるということです。
それぞれ見ていきましょう。
清瀬市の農家さん
こちらの写真は、清瀬市にある横山園芸さんです。
食用のお花、エディブルフラワーや、ダイヤモンドリリーと呼ばれる花を生産しています。
横山さんのダイヤモンドリリーはその名の通りキラキラしていてとても美しく、これ以上に美しいダイヤモンドリリーを見つけるのが難しいほどです。
横山さんの仕事は非常に丁寧で、手のかかるものです。
栽培する過程で、紫外線の量を調節するために、ハウスのカーテンを調整したり、時間ごとに花の表情を見たり、、多くの企業努力の上で素晴らしい花を栽培されています。
セリの様子
こちらは、大田市場のセリの様子です。先頭に立っている方たちが市場の皆さま。
手前のモニターの前に座っている方たちが花屋さん達です。
農家から出荷された花を、上のモニターの値段を見ながら競っていきます。
市場の方たちは、農家から仕入れた花ですから、一輪も余すこと無く売る努力をします。
どうしても売れ残ってしまう花に関しては、市場の方が、その花を手に持って、誰か買って頂けませんか?と買い手が付くまで売り続けます。
農家の方の想いを、花屋に伝えるためです。
フラワーデザイナーOhataの店舗
仕入れた花は、花屋さんによって店舗に運ばれ、水揚げと呼ばれる、いわば花を生き返らせる作業をした後、店舗に並びます。
丁寧に手入れされた花は長持ちしますし、発色が更に良くなる花も、中にはあります。
Sakaseruのフラワーデザイナーごとに、仕入れる花が全く異なりますので、店舗に訪れる度にワクワクします。
花を束ねるOhata
仕入れた花の中から、皆さまの想いを形にさせて頂くべく、花を束ねて行きます。
メインの花はどれにしようか。メインの花を引き立たせる花はどれにしようか。
フラワーデザイナーそれぞれの感性で束ねていきます。
こちらのフラワーデザイナーOhataは、仕入れの為に朝2:00に起床して、仕事に挑むそうです。
束ねた花
束ねられた花には皆さまの想いが、沢山込められています。
また、花それ自体には、生産者、市場、花屋の想いも込められています。
ここまでが、花が農家で育てられ、作品になるまでの長い道のりでした。
そして、この長い道のりは後少し続きます。
演者さまのツイート
こちらは、Sakaseruのお客様が贈られたお花を、演者様が受け取り、ご自宅までお持ち帰りになられた、私達としても、とっても嬉しいツイートです。
しかし、全てのお花がこちらのお花の様に最後まで楽しまれるわけではありません。
会社様や、公演の会場様に大量にお花が届いた場合、その全てを社員の方や演者様がお持ち帰り出来るわけではありません。
もしかしたら、どうしても持ち帰れない分の花は、破棄されてしまっている可能性もあるかもしれません。
今までご紹介したように、花にはお客様の想いは勿論、花に関わる人々の想いが込められています。
その中で、少しでも破棄の可能性をゼロに近づけたいと思うのは、僕たちSakaseruだけでなく、皆さまも一緒だと信じています。
アレンジメントの回収が必要なご公演は、私達から、お客様にお持ち帰りをお願いすることがあります。それは、公演の花贈りのルールの事だけではなく、花を最後まで楽しんで頂きたい。そんな僕たちSakaseruの想いがあります。
お持ち帰り頂ける花は、全体の内のほんの一部かもしれませんが、一歩一歩、皆さまと一緒に花を最後まで楽しんで頂く文化を作ることが出来ればと、花を扱うサービスとして強く願っています。
株式会社Sakaseru代表取締役 小尾龍太郎
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